ダウンシュラフって、湿雪の山とか長期の冬山とかには向かないよね。えっ?冬山やる人なら常識でしょ。そうそう濡れるとただの冷たい袋になるだけだから。

でもさ、なんで濡れたら使い物にならないんだろうね。あー、なんか羽毛が空気含みやすいからっぽいね。いやー、でも実際こうして本院ダイレクト尾根の真っ只中で全ての装備濡らして、おまけにお股まで濡らしちゃって/// 、、、身体張って、ダウンの性能を確かめてる俺らってケリー・コーデス並みのフィールドテスターだよなぁ。さすがに1月の戸隠で雨降られるとは思わんかったけど、、、

そう言えば全く関係ない話だけど、このテント、某山”岳”映画で使われてるかもしれないとかなんとか。なんか小栗旬とかか使ってるかも知れねーんだわ。小栗旬と言えばやっぱり俺たちの中では“がく”だよな~。良いダウンシュラフで寝てたんだろうなぁ。

あーあ、今晩も寒くて寝れねーだろうなあぁ。

あーあ、なんか”シュン”としちゃうなぁ。


真面目な記録

以下オンサイト強盗

【時間】

1/21
7:20そばのみ→10:00出合→12:00参道ルンゼ→18:20D5-D6のコルT.S

1/22
14:00T.S→18:00D8岩基部T.S

1/23
6:40T.S→8:00D8→16:30D9→18:00ピナクル岩手前T.S

1/24
6:20T.S→10:50本院岳山頂→14:45八方睨→17:00駐車場T.S

【装備】

スノバー2本・イボイボ1・アルヌン5・120 3・180 2・240 1・ピトン3枚・幕営装備・ロープ60m・捨てスリ6m

【登攀内容】

D1:素直に参道ルンゼ

D2:正面突破。岩セクションはプロテクションは取れないのでメンタル大事 体感Ⅳ+

懸垂5mほど

D3-D4:稜上を上がる。明らかに左に巻ける岩壁が出てくる。恐らくこれがD4

D4-D5:稜上から離れ過ぎずに適度に左巻き。

D6:写真の通り。稜上を忠実に上がる

D7:3mほど左にトラバースしルンゼっぽい上がれそうなところを泥壁&木登り。

D8:岩壁まで細いリッジ。岩壁は最初怖いが左から登っていきルンゼっぽいところを泥壁&木登り

懸垂20m ギャップ 

プラトーへの登り、プロテクションが取りづらい泥壁を稜右側から上がる。イボイボがキマる

D9:ピトンやスリングが垂れ下がる岩壁までは稜上or稜少し右を登って行く。岩壁は雪があればそこを登るらしいが僕らは無かったので大きく右に巻き笹を掴みながら登り、また怖いトラバースを左へ行き稜線へ戻るラインをとった。

ピナクル:稜上or稜少し左を行く

本峰:右上気味に上がった。笹と薮がとにかく怠い。


YouTubeやってます。今回の内容とリンクしています。動画と一緒にご覧ください

イボイボ:イボイノシシの略。あ、いや動物じゃないですよ。KONGが出してるアルパインピトンの通称です。

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