未だ社会人になれず、かと言って全うな学生にもなれない今、働くことについて考えてみる。

こうして山界隈という”ぬるま湯”に長湯していると度々耳にする職業がある。

職業“アルパインクライマー1

これを聞くたびに「あぁ、この人無職をカッコ良く言ってるだけだな」と思ってしまう。
誤解しないでいただきたいのだが決してバカにしてはいない。
なんせ働いてもいない。かと言ってアルパインクライマーなんて名乗るほど強くもないニート野郎がここにいるからだ。

僕ら(少なくとも僕は)山菜採りオンラインのメンバーは、全員いわゆる新卒カードというプラチナカードを捨て、この社会というビッグウォールをフリーソロ2しようとしている。理想は、登る行為そのものが仕事としてお金を稼げるようにしたいのだ。まぁ、なんとわがままなのでしょうか。

つまりは先ほど小馬鹿にしt,,,
すみません。口が滑りました。憧れている

職業“アルパインクライマー”

になろうとしている。
本当にできるのか? 

参考のため周りを見回してみる。
偉大なる先輩方は、ガイド、ガイド、山小屋経営,,,
J先輩は何をしているのだろうか。雨猿ラジオを聞いてもよくわからない。
ただ一言、強いメンタルを持つアルパインクライマーになるためにはという質問に「普段からギリギリ(恐らく金銭面で)で生きることだよ」とだけ。マジか。

もっと視野を広げてみよう。あの人もガイド、あの人もガイド。
大学山岳部出身のあの方は就職しながらもほぼプロクライマーという形で登っているらしい。
なんやそれ、無敵かよ。

うぁ、どうしよう。これ書いてて就職するべきかもって思ってきた。
ローン組めないんだろうなぁ、オレ。もし、結婚することになったら相手の両親になんて言おうかなぁ。てか、悩み小せぇなぁ。

いや、言うしかねぇな。
「娘さんを僕にください。」
「ところであなたはどんな仕事をしてるの?」
「僕は

職業”アルパインクライマー”

です」って。
速攻、腕を組んでいる義理父に「お前に娘はやらん」言われるな、コレ。

多分、就職しても後悔するし、このまま突き進んでも後悔はするんだろうな。それならワクワクが大きいほう選んで全力で後悔していきたい。

登ればお金が入る、そんな生活が実現したら泣いているだろうな。
その時は堂々と胸張って名乗ろう。

職業“アルパインクライヤー”

YouTubeやってます。是非見ていただける幸いです。僕は面白いと思ってます。

SNS(Instagram)もやってます。ドローンとか使ってるので僕は結構カッコいいと思ってます。

  1. アルパインを主として登る人。名乗っているのは本当に強いクライマーか、僕らみたいな肩書のない人間。 ↩︎
  2. ロープを付けずに登る行為。つまりは失敗=死。
    ある方は、就職しないことを「人生ランナウトしてるねぇ」と語る。 ↩︎

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