山屋の希望的観測

「マラソン一緒に走ろうよ」
「行けたら行くわ」

これら言葉、はたしてどれだけの人が信じてますか？　まぁ、まず嘘ですね。これら言葉。

実は山界隈にもこう言った言葉あるのご存知ですか？

「あともう少し」「あと10分で着くよ」
「あと〇〇m」

嘘です。
少なくとも1時間はかかるし、あとその倍距離を歩くことになる。山屋の楽観的言葉・希望的観測信じないでください。
皆さんも経験あるんじゃないですか？
なんなら今やってるんじゃないですか、”あともう少し”ハラスメント。

何故このようなことになるのですかね？

原因はいくつか考えられますが、一つは”重力が時間の流れに影響する” ですかね。

一般相対性理論によると重力は時間の流れに影響し、重力に近づくほど時間の流れは遅くなるとされています。実際、東大の研究によるとスカイツリーの展望台は地上より1日につき4/10億秒早く時が進んでいるそうです。

つまり、標高3000mにいる人間は下界にいる人間よりも時間の流れが早く下界より早く物事が進んでいるために短めに距離や時間を言ってしまうと言ったところでしょうか。


もう一つの原因は、おそらくですよ。おそらくですけど、山登ってる人間は酸素の薄い場所に長くいるため、酸素が充分に脳に行き届かずイっちゃってる可能性があるのではないでしょうか。

あら、遠くから怒りの声が聞こえてきますね♪

とまぁ、嘘ばかり並べてきましたが何が言いたいかと申しますと登山強い系人間の言う”余裕”とか”散歩だよ”とか”ガバ¹だよ”といった言葉は信用ならねぇ！

言ったんなら責任持てよ！

最近、クライミング で騙された経験からの愚痴でした。

____________________________________________

YouTubeやってます。
今回は剱岳小窓尾根。パッと探したらところ厳冬期の小窓尾根の映像無いです。貴重映像です。

1. クライミング の持ち手の一つ。掴みやすくガバッと持てるためガバという名前になった。
   クライミング 強い人間はどんな持ち手もガバという。マジでテキトーなこと言ってんじゃねーぞ。 ↩︎